就職活動についてつらつらと書いてみる

疲れた頭なので散文にて失礼。

 

まず就職するとはなんなのか?

個人が経済活動を行い、所属する集団に対して利益を生み出す。

個人が努力することで、集団が潤い。リターンを得る。

ミクロ的な視点でみれば、これである。

こういったミクロ的な視点から見た場合、会計・TOEIC・文章力などのスキルは非常に有効である。

 

マクロ的に見た場合はどうであろうか。企業とは国から見た場合税金を作って自分を太らせてくれる存在である。

全く、社会とは理不尽な集団である。

 

さて、日本の就職事情について見てみよう。

インターネット程度の知識で申し訳ないが、日本の就職事情は他国と少々異なる。

しかし、自分が所属する集団が違うと申されても正直反応にこまるだろう。

 

他国との違いの共通項は、

実力主義である

・学力重視である

・レベルの高い人間は就職が容易である

・企業からは学力+@の付加価値を要求される

(ボランティアなどの活動である)

・実務経験重視。

 

本質的に、他国と日本との差異は

「日本は未経験者でも受け入れてくれる」といった点に尽きる。

別に、リクルートスーツを着込んで集団面接に挑むのは表面的なことである。

 

歴史を紐解いてみれば分かるのだが、祖父の代。今から半世紀ほど前であれば終身雇用であったが、父の代になれば就職難となっていた。

 

現代の就職活動での立ち回りとは何なのだろうか?

・IT・サイトを駆使してのリクルート

・面接によるコミュニケーション・社会や状況に対する理解

・自分に足りないスキルや要素の再確認と学習。

といったところか。

私のケースの場合、最初はITとプログラミング、次に英語の文法のためTOEIC、英語学習の後文法に疑問を感じ、日本語作文→就職活動を通して割の良い業界を探るための勉強→面接でのコミュニケーション→リラックスの為の自律神経や体調管理などであろうか。

かなり変化があるように見えるが実際の所はもっと細かな変化はある。

部屋の整理だったり、イラストの練習だったり、楽器の練習だったり

マザー・テレサがいっていた言葉を思い出す。

 

社会人の先輩として祖父に薫陶を受けることがあるのだが、

他者からのアドバイスを聞く際に注意することがある。

相手が置かれていた状況・社会状態である。

経済成長時か、知的労働だったか、どのような考えで働いていたか、

などである。

この程度は教養としてしっていて当然のレベルなので特に書くことも無いのだが、最低限。近代の百年と経済成長と歴史を知らないと色々と話にならないと思う。

今の状況というのは降って湧いたものではなく過去の人間の行動と発想の土台の上にいるからだ。

 

最近気をつけていることは、言葉をしっかり発することである。

喉も体の筋肉なので使わないとなまってしまう。意識的にも使わないとなまる。

また、体も適度に運動するようにしている。

他に生活リズムを整え、習慣的に無理のない生活を送るように心がけている

 

ぱっと思いついただけだとこの程度である。

 

 

今日読んでいた就職活動系の文章を読んで思った事を一つ。

本質的ではないな。と

自分が本質的に語れているか分からないが、個人の経験則に終始していて非常に個人的な側面が強いように感じる。

結果論的に上手くいくのが正しいとするならば彼らのような記述でも良いのかもしれない。しかし、本質的な分析と問題提議が出来ておらず、具体的な手段を提示していないのでは話にならないのではないだろうか。

因みに、面接について必勝法など存在するはずがない。

それは、その個人にとって最適化されて方法論であるに過ぎない。

身も蓋もない言い方をしてしまえば、人間相手なのだから、嘘をつくスキルや演じきるスキル。ベストで言えば経験を売り込めれば良いのだが。

じゃあ一つ聞きたいが、嘘をついて入ったとして、数年間嘘を突き通せる自信はありますか?と問いたい。

正直者は少し考えてから答えてくれる。

嘘つきは、バレても入ってしまえこっちの勝ちだ。と答える。

 

さて、正直者と嘘つき。どっちと働きたいだろうか?

この程度の話でも数通りの答えが返ってくるのだから、共通の手法なんぞ存在するわけがない。

 

敢えて就職活動ひいてはコミュニケーションにおける最適解を定義するとしたら。

 

自分が足りないと感じたものを、足していく。

 

結局の所、これが一番早い。

必要か不要かは自分の感性に頼るといい。それでもわからなければ本を読む。人に聞く。でもいい。

理論ではなく実感としてこう言いたい。

 

後は、何かをする時、目的だけは、はっきりしておけば上出来だ。