起業を考えたら必ず読む本

起業を考えたら必ず読む本



企業を考えたときに初めて読む本として良書。

著者が、とりあえず起業してからの十数年継続させた経験に基づく文章が綴られている。


経験者の言葉はいつの時代も重たいと感じる。

はっきり言って、いいことしか書いていない本を私は信用していない。

なぜなら、リターンにはリスクはつきもの。その根本的な部分を書いていない。

良いことしか書いていない本は弾く

主な内容は
・起業してからの商材の選び方
・起業してすぐに成長させる必要がある理由
・資本金と経理と資金繰り
・顧客の選び方やビジネスパートナーとの付き合い方

などなど。

ざっくりとした概要ではあるが、漠然と「起業」をイメージしている人には大切な本。

私が印象に残ったポイント

特に起業してから覚えればいい。というのはダメ
図書館に通って経営の知識をつけ、読み返すとあまりにも何も知らなかったと振り返る回想
顧客をどこに設定するか
やりたいことではなく、フローで売れるものを売る
価格競争と大企業との考え方
大企業や国の理不尽さ
企業という組織と信用の大切さ
お金がほしい。と甘ったれた考えはしてはイケないということ
ケチる部分とケチらない部分の分け方。(利益が出る部分には使う)
プライベートなど存在しなくなる。という事。
しかし、過労死はない。という事
知識のある人間は大切だおということ
営業は属人化するものだということ
人を雇い入れるとは、
何かを調べる際は数十冊は読まないといけない。ということ
信用がなければアルバイトでもいいこと。
人数が多ければ良い。ではなく利益率が大きいのが良い。ということ。
販売とは本質をつかむこと

設定価格とユーザー層

ノウハウと信頼

細かい点を上げればキリがないほどだった。

個人的には本は、知らなかった内容が多いほど良い内容だと思う。
書籍媒体は学習にとって素晴らしい媒体だと思う。
Webの情報と違って、一貫性と分量がある。自身の目的と知識レベルがあっていれば読めば読むほど知識が増えるという状態になる。


自分の課題として、人並みに話せるようになることがあるので話し方やあがらない本なんかも読むつもりである。
自分の頭の中だけ、
自分の認識だけ、
というのはいい加減卒業したい。

今やっていることは、自分がいいアイディアだ。とおもった事や
こう考えている。という内容を家族に話して練習している。

内容の巧拙はどうでもいいのだが、会話や人間関係は場数を踏んで慣れてゆくしか無い。
基本的に、嘘は苦手な性分なので、今後もどうにかしてゆくだろう。

とりあえずは、
動きながら考える。
休む時は休む。
を実践していく