C# InitializeComponent

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(4)のInitializeComponentメソッドで“実際の”初期化処理

 (4)の「private void InitializeComponent()」は、Form1クラスのコンストラクタである(2)の「public Form1()」から呼び出されるクラス内部専用のメソッドである。ただしこのInitializeComponentメソッドは、コード中の「コメン ト」にもあるように、VS.NETのIDEのデザイナが自動的にコーディングを行う部分なので、手動でコードを編集すると挙動がおかしくなってしまう可能 性がある。よって、このメソッド内のコードは手動で変更すべきではない。

 

<<Form1.Desiners>>

       private void InitializeComponent()
        { Form1 上のプロパティ 及び 設定

   このメソッドの中にコントロール、が自動的に入力される

 

 

 

<<Form1.cs>>       

public Form1()
        {
            InitializeComponent();
        }

 

Form1.cs のコンストラクタ。

こうすることで、プログラムを動かすとき

表示される。

 

結局のところ、

手動でやっても大差はないが、効率の面で覿面に違ってくる。

 

Disposeメソッドでは、protected修飾子の次に、さらにoverride修飾子がある。C#のoverride修飾子(VB.NET ではOverrides修飾子)は、継承されたクラスでのみ使用できる修飾子で、基底クラスにあるメソッドを新しい派生クラスのメソッドで置き換えること を示すためのものだ。

 つまり、このひな形コードでは、基底クラスであるFormクラス(System.Windows.Forms名前空間)のDisposeメソッド を、派生クラスであるForm1クラス(WindowsApplication1名前空間)のDisposeメソッドで置き換えることを示している。この ようなメソッドの置き換えを、オブジェクト指向言語では、メソッドの「オーバーライド」と呼ぶ。

 

Dispose メソッド

→デストラクタ。

終了の際の値っぽい。

 

オーバーライド

→メソッドの置き換え