仕事で「石の上にも三年」はありえない
仕事で若者に対してよく使われる言葉ですが。
個人的に思うことを一つ。
「前提条件を考えてから言え!!」
この記事は
・「自分のいる場所が合わない」と思っている方
・「この言葉の違和感」が拭えない方
向けです。
少なくとも、
この言葉が産まれた時代は
もっとゆっくりした時代だったはずです
石の上にも三年
【読み】 いしのうえにもさんねん 【意味】 石の上にも三年とは、つらくても辛抱して続ければ、いつかは成し遂げられるということ。 【石の上にも三年の解説】
【注釈】 冷たい石でも三年間座り続ければ暖まることから転じて、何事にも忍耐強さが大切だということ。
「三年」は三年ちょうどの意味ではなく、多くの月日を表している。
「石の上にも三年居れば暖まる」ともいう。
この言葉を使う人間の多くは自分が関わってきた当時の時代背景を元に喋ります。
しかし現実では、
ここ10数年で歴史的に類を見ないほどあらゆる面が高速化しています。
ようするに、過去の環境を基準に語られても何の役にも立たないのです。
他にも、30代の3年 40代の3年 20代の3年。
年齢によって3年という意味は変わってきます。
20代は社会的にいえば経験を積む期間です。
自分のいる場所が合わないのであれば、自身の適正と目標を定めてから場所を買えるべきでは無いでしょうか。
人間あわない。ストレスのたまることをやっていてもモチベーションが上がらず、成功せず、先への展望を抱けない。という負のループに陥る可能性が高くなります。
単純に、自分に合わないことを続けるのは
リスクが高いのです
20代で合わない会社で3年もいるというのは、「時間の無駄」以外の何者でもありません。
これはごく個人的な意見です。
言葉というのは意味を把握し過たず、相手に対して過不足無く伝えるべきだと思っています。
こういった「石の上にも三年」という言葉を軽々しく使う人間を見ると、
その意味や周囲の環境に目を向けてから言っているのか。という疑念にかられます。
私の考えが細かく、個人的なものは重々承知ですが
言葉を使うのならこの程度の認識は持ってから言って欲しい。というのが
私の意見です。